本日は、工場から届いた「洗う絹子さん」の製造進捗について、写真とともにお届けいたします。着物の長襦袢専用洗濯洗剤として開発を進めてきたこの第1弾商品、ついに製造も佳境に入ってまいりました。

まもなく安定試験が完了し、いよいよ充填工程に進む見込みです。ここまで辿り着けたことに喜びを感じると同時に、いよいよ本番だという気持ちで、身が引き締まる思いです。

「洗う絹子さん」の開発に着手してから、気がつけば一年。ようやく皆さまのもとへお届けできる日が、もうすぐそこまで近づいてまいりました。

この一年間、「絹を洗う」という繊細なテーマに向き合いながら、試作・検証・微調整を繰り返してまいりました。
市販の洗剤では硬くなってしまう、縮んでしまうといった長襦袢特有の風合いを、いかに保ちながら洗えるか――。
テストを重ねた末に、ようやく納得のいく処方にたどり着きました。

写真は、工場から届いた“できたて”のボトルとラベルシール。
製品の美しさだけでなく、ひとつひとつに込めた想いまで写っているようで、スタッフ一同、思わず見入ってしまいました。

「洗う絹子さん」は、ただの洗剤ではありません。着物と日常をつなぐ、ささやかだけれど確かな“橋渡し”のような存在になれたらと願っています。

発売開始までもう少し。まだ確定はできませんが、順調にいけば近日にリリースとなります。
その日を心待ちにしてくださっている皆さまに、進捗をお届けできることを嬉しく思います。

どうぞ、引き続き「日々、絹子さん。」をよろしくお願いいたします。