「日々、絹子さん。」ブランドについて

「日々、絹子さん。」とは何ですか?

和をまとう人のための和装専門のケアブランドです。長襦袢用洗剤「洗う絹子さん」から始まりました。

長襦袢用洗濯洗剤「洗う絹子さん」について

「洗う絹子さん」とは

「洗う絹子さん」とはどのような洗剤ですか?

「洗う絹子さん」は、絹(シルク)製などの長襦袢(ながじゅばん)をご家庭で手洗いするために開発された専用洗剤です。デリケートな絹素材にやさしい処方で、長襦袢特有の汗や皮脂汚れを考えた処方になっています。長襦袢の風合いを保ちながら洗い上げます。無香料・無着色で、洗濯後も生地本来の質感をキープします。ご家庭で安心して長襦袢のお手入れができるよう工夫された、着物ケア初心者にも使いやすい洗剤です。

普通の洗剤と何が違うのですか?

一般的な洗濯用洗剤に比べて、「洗う絹子さん」は絹(シルク)の長襦袢のための専用設計です。一般的な洗剤では漂白成分・蛍光成分などが含まれることがありますが、繊細な絹生地を傷めたり縮ませたりする恐れがあります。「洗う絹子さん」は中性のやさしい処方で、絹の風合いを損ねず汚れだけをしっかり落とすよう工夫されています。また無香料・無着色なので、洗剤成分が布に残ったり色味に与える影響を最小限に抑え、安心して長襦袢のお手入れにお使いいただけます。

長襦袢とは、そもそも何ですか?着物を楽しむ上でどのような役割をしているのですか?

長襦袢(ながじゅばん)は、着物の下に着る「下着」のような役割を持つ大切なアイテムです。直接お肌に触れる部分が多く、汗や皮脂、着物との摩擦から着物本体を守ってくれる、いわば“着物の守り役”なんです。

また、長襦袢には「半衿(はんえり)」と呼ばれる襟布が付いており、着物を着たときに首元にほんの少しだけ見えるようになっています。この半衿は、顔まわりの印象を整える大事なアクセントでもあり、おしゃれの楽しみのひとつにもなっています。さらに、長襦袢をきちんと着ることで、着物のシルエットが美しく整い、着崩れしにくくなるという大きな効果もあります。つまり、見えないけれど、とても重要な存在、それが長襦袢です。

清潔で心地よい長襦袢を身につけてこそ、着物を気持ちよく、美しく楽しむことができるのです。だからこそ、お手入れをして大切に使っていきたいですね。「洗う絹子さん」は、そんな長襦袢のお手入れをおうちで気軽にできるようサポートするために生まれた専用洗剤です。着物ライフのひとつの楽しみとして、長襦袢もぜひ丁寧に扱ってあげてください。

なぜ長襦袢専用の洗剤が必要なのでしょうか?

長襦袢(ながじゅばん)は、着物の下に着る「下着」のような役割を持つ大切なアイテムです。直接お肌に触れる部分が多く、汗や皮脂、摩擦から着物本体を守ってくれる、いわば“着物の守り役”です。また、長襦袢には「半衿(はんえり)」と呼ばれる襟布が付いており、着物を着たときに首元にほんの少しだけ見えるようになっています。この半衿は、顔まわりの印象を整える大事なアクセントでもあり、おしゃれの楽しみのひとつにもなっています。さらに、長襦袢をきちんと着ることで、着物のシルエットが美しく整い、着崩れしにくくなるという大きな効果もあります。つまり、見えないけれど、とても重要な存在――それが長襦袢です。

清潔で心地よい長襦袢を身につけることで着物を気持ちよく美しく楽しむことができます。だからこそ、お手入れをして大切に使っていきたいですね。「洗う絹子さん」は、そんな長襦袢のお手入れをおうちで安心してできるようサポートするために生まれた専用洗剤です。

長襦袢のお手入れは初めてです。初心者でも「洗う絹子さん」なら安心して使えますか?

はい、初心者の方にも安心してお使いいただけます。「洗う絹子さん」は「自宅で長襦袢を洗濯したい」という着物を楽しむ人の声から生まれた製品です。初めての方でも迷わず使えるようシンプルな手順で洗えるようになっています。短時間の優しい手洗いで汚れが落ちる処方ですので、特別な技術がなくても大丈夫です。製品ボトルの裏ラベルにも使い方の案内がありますので、それに沿ってお手入れすれば、初めての方でも安心して長襦袢をきれいにしていただけます。

「洗う絹子さん」の具体的な使い方

具体的にどのように洗濯すればいいですか?「洗う絹子さん」の使い方を教えてください。

  1. 手洗いを前提として、洗面器や桶にたっぷりの水かぬるま湯(約30℃を超えないように注意!)を用意し、「洗う絹子さん」を適量(約10ml程度)入れてよく溶かします。
  2. 長襦袢を畳んだ状態で優しく水に沈め、押し洗いをします。生地をこすらず、汚れが気になる部分(※特に衿周りなど)は優しく押し洗いし、軽く揉む程度に留めます。半衿(はんえり)はつけたままで大丈夫ですが、色落ちしやすい生地の場合には注意が必要です。
  3. 洗う時間は長くなりすぎないようにし、2〜3分を目安に手早く洗います。縮みをなるべく抑えるためですので、長くても5分を超えないようにしてください。その後、きれいな水で丁寧にすすいで洗剤を落としてください。
  4. 洗い終わったら、長襦袢を両手で軽く押さえて水気を切ります(※ねじって絞らないよう注意)。次に、乾いたタオルで長襦袢を包み、優しく押さえて残った水分を吸い取ります。
  5. 着物用ハンガーを使って、長襦袢の形を整えてから、日陰の風通しの良い場所で吊るして乾かしてください(※直射日光は生地を痛めやすいため注意)

長襦袢の半衿は付けたまま洗えますか?取り外した方がいいでしょうか?

手洗いであれば、基本的に長襦袢に半衿(取り外し可能な襟布)を付けた状態で洗濯いただけます。ただし、色落ちしやすい半衿の場合は注意が必要ですので、あらかじめ色落ちのテストを行っておきましょう。色落ちしやすい半衿の場合は、色移りのリスクがあるため、その場合は外してください。外した半衿も「洗う絹子さん」で優しく手洗いしてください。なお、襟に襟芯(えりしん)というプラスチック製の芯を入れている場合は、必ず抜いてから洗濯しましょう。

1回の洗濯にどのくらいの量の洗剤を使えばいいですか?ボトル1本で何回くらい洗えますか?

目安として、洗面器一杯(約 4リットル程度)の水に対し「洗う絹子さん」を約10ml ご使用ください。450ml入りのボトル1本で、手洗いなら約45回分ほどお使いいただけます。汚れ具合に応じて、少し洗剤の量を調節していただいても構いません。計量はボトルのキャップで簡単にできますので、適量を入れてお洗濯ください。

水の温度はどれくらいが適切ですか?お湯を使った方が汚れが落ちますか?

水温は冷たい水〜ぬるま湯(30℃まで)がおすすめです。お湯ですと絹が縮んだり風合いを損ねる可能性があるため避けてください。ぬるま湯を使うと洗剤がよく溶け、汚れも落ちやすくなりますが、30度を超えないように注意してください。それ以上の高温は避け、優しく手洗いしてください。

泡立ちはどうですか?泡が少ないと洗えているか不安なのですが、すすぎは何回必要でしょうか?

「洗う絹子さん」は必要以上に泡立ちすぎない処方になっています。適度に泡は立ちますが、大量のもこもこした泡が出るタイプではないため泡切れが良く、すすぎも1〜2回でしっかり洗剤を落とせます。泡が少なめでも汚れはきちんと落ちていますのでご安心ください。泡立ちが控えめなおかげで絹生地に洗剤成分が残りにくく、仕上がりもすっきりします。

手洗い推奨とのことですが、洗濯機で洗うことはできますか?

基本的には手洗いでのご使用をおすすめしています。絹は摩擦や急激な機械の動きに弱いためです。「洗う絹子さん」でも洗濯機よりは優しく手洗いで押し洗いする方法が安心です。ただ、どうしても洗濯機を使いたい場合は、「手洗いコース」や「おしゃれ着コース」「デリケートコース」などできるだけソフトな設定にし、長襦袢を洗濯ネットに入れて洗ってください。「洗う絹子さん」の使用量は洗濯機の場合は40mlです。水温は低めにし、脱水も短時間(または弱め)に留め、自動乾燥は絶対に使わずに、着物用ハンガーに吊るして形を整え、風通しの良い場所で陰干ししてください。縮みやシワを最小限に抑えられます。繰り返しますが、絶対に自動乾燥は行わないでください。

洗った後、水気を取るにはどうすればいいですか?絞っても大丈夫でしょうか?

脱水する際は、生地をねじって絞るのは避けましょう。絹はねじりに弱く、シワや傷みの原因になります。代わりに、両手で長襦袢全体を軽く押さえるようにして水を静かに切ってください。その後、乾いたバスタオルなどで長襦袢を包み、優しく押さえて残った水分を吸い取ります。この方法なら生地を痛めずにしっかり水気を取ることができます。

干し方のコツはありますか?直射日光で乾かしてもいいのでしょうか?

直射日光は避け必ず日陰で、着物専用ハンガーなどに吊るして干してください。絹は日光による変色や生地の劣化が起こりやすいため、風通しの良い日陰が適しています。長襦袢を干す際は、着物ハンガー(長い物干し竿状のハンガー)や幅広のハンガーを使い、形を整えてから掛けましょう。袖や裾が重ならないように広げて干すと乾きも早く、シワも防げます。なお、乾燥機の使用は生地を傷める恐れがあるため避けてください。

仕上げにアイロンは必要ですか?シルクの長襦袢をアイロンがけする際の注意点はありますか?

長襦袢は干す前によく形を整えておけば、乾いた後のシワは比較的少なくなります。それでもシワが気になる場合は、最も低い「低温設定」でアイロンがけを注意して行います。シルク素材ですので、アイロンは「シルク」もしくは「低温」設定にし、当て布(薄い布を一枚重ねる)をして 優しくかけてください。特に半衿部分などシワが目立つ所は、丁寧に当て布越しにアイロンするときれいに仕上がります。アイロンの温度が高いとテカリや変色、縮みなど、生地のダメージにつながるので必ず低温で様子を見ながら行いましょう。絹は高温に弱い生地のため、スチームの使用は避けましょう。

長襦袢は毎回洗った方がいいですか?どのくらいの頻度で洗濯するのが良いでしょうか?

長襦袢は汗や皮脂を吸いやすいので、基本的には着用のたびにお洗濯することをおすすめします。特に夏場や汗をかいた日はその日のうちに毎回洗う方が衛生的です。「洗う絹子さん」ならご自宅で手軽に洗えるので、汚れをため込まずこまめにお手入れできます。頻繁に洗っても生地を傷めにくいやさしい処方ですので、安心して必要なタイミングで洗濯してください。もし「今日はあまり汗をかかなかった」という場合でも、軽く風通しをしてから早めに洗っていただくと清潔な状態を保てます。

洗濯後の長襦袢の保管方法を教えてください。カビやシミを防ぐにはどうすればいいですか?

洗濯して乾いた長襦袢は、しっかりと完全に乾燥させてから収納してください。少しでも湿気が残っているとカビや臭いの原因になります。収納する際は通気性の良い衣装ケースや不織布のガーメントバッグなどを使い、直射日光や湿気を避けた場所に保管しましょう。防虫剤や乾燥剤を一緒に入れておくと、虫食い防止や湿気対策になります(直接生地に触れないよう注意)。また、長期間収納する前には一度陰干しして生地の湿気を飛ばしてから畳むとより安心です。

蛍光増白剤や漂白剤など、生地に負担をかける成分は入っていますか?

「洗う絹子さん」には、蛍光増白成分や漂白成分、アルカリ成分など絹を傷める恐れのある成分は含まれていません。無着色・無香料で、デリケートな生地を保護するためのやさしい処方になっています。いわゆる「おしゃれ着用洗剤」と同様の感覚でお使いいただけますが、絹生地の特性と長襦袢特有の汚れに着目した専門処方になっており、生地への影響を心配せずご利用いただけます。汚れ落としに必要な成分だけを厳選配合していますので、大切な長襦袢にも安心です。

他の絹製品にも使えますか?例えば絹シルクのスカーフを洗いたい場合などに使用できますか?

「洗う絹子さん」は絹全般にお使いいただくことができる洗剤ですので、長襦袢以外の絹製品(スカーフやシルクのショール、帯揚げなどの小物)を洗う際にもお役立ていただけます。ただし、色柄のある正絹の着物本体は非常にデリケートなため、ご自宅で洗うと色落ちやシミになるリスクがありますので、色落ちのテストを目立たない箇所などで行ってください。洗剤自体は使用できますが、特に高価な品や裏地付きのものは慎重に扱ってください。一方、ポリエステルなどの「洗える着物」であれば本製品で手洗いできます。繰り返しますが、ご使用の際は、目立たない部分で色落ちしないかテストしてから行ってください。